大番

大番

おおばん

愛され続ける宇和島の銘菓

名前は獅子文六の同名小説から

昭和32年、戦後の2年間をこの地で過ごした獅子文六(ししぶんろく)の小説『大番』が映画化され、宇和島市でロケが行なわれました。当時の中村市長は「松山には殿様が考案したタルトと言う歴史の長いお菓子があるのに宇和島にはない。」と自らが発起人になり、映画化を記念して同名の銘菓を売り出すことになりました。当時の宇和島市には菓子店が70数軒もあり、そのうちの20軒近い店が案を出し合う中から生まれた『大番』は、多い時で14軒の菓子店が製造していました。

現在は7軒の菓子店が大番を製造しており、宇和島を代表する銘菓として確固たる地位を築いています。

山芋のそぼろによる独特な食感

創業70年というおのがみ菓子舗の代表を務める小野上功さんが、幼少期に初めて大番を口にした時の印象は「衝撃的でしたね。それまではそぼろがついたお菓子を食べたこともありませんしね。」というものでした。大番を特徴づけている表面のそぼろは、山芋とグラニュー糖、寒梅粉(かんばいこ)によるもので、柔らかなカステラ生地と相まって最初はサクッ、次はスポンジのような食感です。あんこはやや硬めで、中に入れた鬼北町名産の柚子の香りがおいしさを引き立てます。

大番の見た目は発売当時と変わらないもののレシピは改良され、小野上さんは「昔と比べて、乾燥しても味が落ちないように工夫をしているんですよ。」と言います。菓子店によって味も異なるので、食べ比べをしても楽しいでしょう。

お問い合わせ先

名称
有限会社 おのがみ菓子舗ゆうげんがいしゃ おのがみかしほ
住所
愛媛県宇和島市中央町1丁目6-10
電話番号
0895-22-0874
FAX番号
0895-22-0874
公式サイト
http://www.rakuten.co.jp/onogami/(外部サイト)

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