カニもなか

カニもなか

かにもなか

広見川名物の川ガニが甘いお菓子に

30年間守り続けている伝統の味

鬼北町を流れる広見川は四万十川の支流で、名物の『川ガニ』は秋の味覚として地元の人たちに長年親しまれており、数年前まで河原で行われていた『いもたき』の具材にも使われていました。

創業70年の誠屋菓子店(まことやかしてん)では30年前から川ガニにちなんだ『カニもなか』を作っており、今も店の看板商品として上甲広喜さんと和さんのご夫婦が手作りしています。もなか自体は35年前に町内の菓子店が製造していましたが、その店主から「店を閉めるので誠屋さんでこのもなかを引き継いでくれないか。」という話があったそうです。そこで、ご夫婦は近隣の菓子店に声をかけ、もなかの皮を6店で分け合い、それぞれがあんこを作る形で製造を始めました。現在、製造直販をしているのは誠屋菓子店だけになってしまいましたが、作り続ける理由について「みんなが利用してくれますからね。」と答えてくれた和さんの言葉からは、カニもなかで地域に貢献したいという気持ちが伝わってきます。

こだわりの北海小豆と栗

カニもなかのレシピは30年前と変わらず、あんこは自家製で、前日に洗って一晩漬けた豆を朝6時半から炊き始めて、出来上がるのは10時半ぐらい。豆は北海小豆(ほっかいしょうず)と呼ばれる小豆を使用しています。

「最初から使ってるんですけど、こっちの方がええなと。北海小豆は小粒でも艶があって、味がまろやかになるんですよ。あと、これの方が炊きやすい。」

ご夫婦が手作業で挟んでいく皮は香ばしく、中の粒あんに混ぜた、和さんいわく「あんこに馴染むくらい小さく切ってます。」という栗が、カニもなかのおいしさを際立たせています。その人気は地元のみにとどまらず、店頭販売のみのカニもなかを求めて遠方から買いに来るリピーターも多いそうです。

お問い合わせ先

名称
誠屋菓子店まことやかしてん
住所
愛媛県北宇和郡鬼北町東仲445
電話番号
0895-45-0669

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