松山長なす

松山長なす

まつやまながなす

ソフトな手触りの長い茄子

瀬戸内海式気候に適合した野菜

松山市の郷土野菜の1つに『松山長なす』があります。長茄子と一口に言っても黒陽(こくよう)、長岡長(ながおかなが)、筑陽(ちくよう)などの品種があり、地方品種が多いことが特徴の野菜です。松山長なすは『庄屋大長(しょうやおおなが)』という品種で、長さ40センチ以上になるものもあり、真っすぐ伸びた果実は、種が少なく果肉を口に入れるとふんわりして舌触りがいいのが特徴です。出荷は30センチ前後が主流で、収穫が6月から11月上旬と長期間にわたってできるのも長所といえます。

生育適温は30度前後と高く、日当たりのよい場所を好みます。台風などの風や雨が少なく安定した気象条件が必要で、昔から「松山城が見える範囲が一番適地。」と言われるほど、松山市の瀬戸内海式気候に適合しています。

黒く真っすぐ長く

松山長なすは皮が柔らかく長いため、風の影響により葉が当たり傷が付きやすく、「茄子をまっすぐに成長させることは想像以上に技術が必要。」と、野菜農家3代目のベテラン生産者川端さんは言います。

おいしい茄子を作るためには、『樹勢(じゅせい・木の勢い)』を一定に保つことが大切で、いい花を咲かせることにより真っすぐな実に育ちます。また、花の数がつきすぎると樹勢が落ちるため、細やかに木の状態を見て肥料を与えたり、『整枝(せいし)』や『摘葉(てきよう)』といった作業を怠らないようにしています。最盛期の夏、出荷時期を迎えた茄子は、太陽が当たり熱くなると鮮度が落ちるため、夜が明ける前から収穫をします。

川端さんは、「焼き茄子にして、熱いまま皮を剥かずに裂いて、果肉をポン酢で食べるのが一番おいしい」と言います。

お問い合わせ先

名称
松山市農業協同組合まつやましのうぎょうきょうどうくみあい
住所
愛媛県松山市三番町8丁目325-1
電話番号
089-946-1611
FAX番号
089-989-3848
公式サイト
http://www.ja-matsuyama.or.jp/(外部サイト)

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