伊予の水引

伊予の水引

いよのみずひき

平安時代から受け継がれる伝統の技

始まりは平安時代の元結

水引とは、こより状の和紙に水糊を引き乾燥させた色とりどりの飾り紐のことで、伊予の水引は、平安時代の元結(もとゆい)から始まったと言われています。元結とは髪を束ねる紐のことで、侍のちょんまげに使われていましたが、明治時代に出された断髪令により、ちょんまげを結わずに散髪する風潮が広まり、元結産業が衰退したため製法の近い水引の生産へと転換していきました。

水引がこの地方で発展した理由は、法皇(ほうおう)山脈の山間で取れる和紙の原料となる楮(こうぞ)と三椏(みつまた)、銅山川の豊富な水、そして内職が盛んな土地柄にあります。今もなお、内職の手に支えられながら様々な作品が作られています。

非日常から日常へ

「いつもみんなが親しんでいただけるものであってほしい。」とえひめ伝統工芸士の篠原さんは言います。結納でしか知らない人も多いので、もっと身近に感じられるものにしたいと、来賓の方が身につける記章(きしょう)やブローチ、ストラップ、髪飾りも数年前から作られるようになりました。

水引は、色も形も自由自在。紙の折り方、飾りの作り方、配色一つで世界に一つしかないオリジナルの作品を作ることができます。水引細工は水引と地巻線(じまきせん)を使い、『あわじ結び』を基本の結びとしながら、結ぶ、編む、巻くを使って作品を仕上げています。篠原さんの作品は、結納の目録に縁起ものの宝船を添えているのが特徴で、やわらかくて可愛い明るめの色を使うことが多いそうです。結納が終わった後の水引細工は羽子板にしてもらうこともできます。

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名称
マルショウ 株式会社 まるしょうかぶしきがいしゃ
住所
愛媛県四国中央市妻鳥町1435
電話番号
0896-58-2472
FAX番号
0896-58-5786
公式サイト
http://www.marushou-mizuhiki.jp/(外部サイト)
名称
伊予水引金封協同組合いよみずひききんぷうきょうどうくみあい
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愛媛県四国中央市妻鳥町1595-1
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0896-56-8441
FAX番号
0896-72-6441
公式サイト
http://www.iyomizuhiki.com/(外部サイト)

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