太鼓台刺繍飾り幕

太鼓台刺繍飾り幕

たいこだいししゅうかざりまく

随所に見られるこだわりの芸術作品

豪華絢爛、祭りを彩る華

四国を代表する秋祭りである『新居浜太鼓祭り』は、50台以上の太鼓台と呼ばれる山車(だし)が練り歩く、勇壮な祭りです。その起源は平安時代、あるいは鎌倉時代にまでさかのぼるといわれており、祭りの主役である太鼓台に飾られるのが『太鼓台刺繍飾り幕』です。

太鼓台はそれぞれの地区を代表する自慢の逸品で、飾り幕はいつでも話題の中心になっているそうです。1台の太鼓台には10数枚の飾り幕が使われ、にらみ合う龍などをモチーフにした豪華絢爛な飾り幕が太鼓台を彩ります。

独特の立体刺繍がほどこされた飾り幕は、地域の人々の誇りとして、その伝統や技術が受け継がれています。

自分が見惚れるものを作る

縫師(ぬいし)の高橋直孝さんは、子供の頃、お祭りで太鼓台を見てその魅力にひかれ、これ以上のものを作りたいと思ったのが縫師を目指したきっかけだそうです。

すべての工程を手作業で、しかも一人で行うため、完成までに何年もかかるものもあるそうです。

随所に見られるこだわりの中でも、細かな縫い取りでウロコの輪郭に立体感を出し角を立てている技術は、他に真似のできる職人さんはいないのではないかと思うほどの見事な仕上がりで、まさに芸術作品です。

43歳で、史上最年少(当時)で『えひめ伝統工芸士』に認定されました。高橋さんは、「地域の財産を任せてもらって、生かされていることに感謝している。」と語っています。

お問い合わせ先

名称
縫師 高橋直孝さんぬいし たかはしなおたかさん
住所
愛媛県四国中央市川之江町3111-5
電話番号
0896-58-9103

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