西条だんじり彫刻

西条だんじり彫刻

さいじょうだんじりちょうこく

一彫りに心血を注ぐ西条伝統工芸

独学で学ぶ

西条まつりは毎年10月中旬に西条市内4つの神社で行われ、だんじり・みこし・大鼓台が奉納される豪華絢欄なまつりとして知られ、西条市民のみならず、毎年多くの観光客を魅了しています。

『西条だんじり彫刻』とは、このだんじりに施された彫刻のことを言います。

現在西条市で、この彫刻技術を継承しているのは、『第5回地域伝統芸能大賞』を受賞し『えひめ伝統工芸士』にも認定されている石水信至さんです。石水さんは100台を超える西条のだんじりのうち30台余りの彫刻を手がけ、西条まつりの発展に欠かせない存在です。

石水さんにとって、幼い頃から、建築業を営んでいる父親の工房が兄との遊び場で、修理中のだんじりや彫刻を真近に見て育ってきたそうです。

もちろん、西条まつりに参加するのも大好きです。

高校を出てすぐ、お寺の住職が開いていた彫刻教室で基礎を学び、父親からは、ノミの研ぎ方、木の見方、大工の仕事を教わり、図書館に通って絵を勉強し、曽々祖父の江戸末期の彫り物を手本に、独学で腕を磨いてきました。

一彫りに心血を注ぐ

石水さんにとっての初仕事は19歳のときでした。その完成の喜びは、今でも忘れられないそうです。

続いて、20歳でだんじりを製作し、下絵から描き起こしました。24歳で、分厚い立体感のある作品を完成させ、「西条にもこういうものを彫れる若いのがいるのか。」と認められたそうです。

鳥の羽根などの細かい彫りが特徴で、板の種類や厚みにより、陰影のつけ方を工夫されているそうです。

「これからも新しく斬新なものを彫り続けていきたい。」とおっしゃっています。

お問い合わせ先

名称
石水彫刻所いしみずちょうこくじょ
住所
愛媛県西条市朔日市794-19
電話番号
0897-55-1388

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