大洲和紙

大洲和紙

おおずわし

平安の世から続く和紙づくり

大洲和紙の歴史

大洲の和紙は国が指定している伝統的工芸品で、古くは平安時代に書かれた『延喜式(えんぎしき)』という書物にその記録が見られるほど、歴史と伝統があります。さらに史実では、江戸時代中期に宗昌 禅定門(しゅうしょうぜんじょうもん)という僧が大洲藩の紙漉(す)きの師として、技術を指導したところから藩内産業として紙作りが栄えたとあります。

和紙の原料としては、コウゾ、ミツマタ、ガンピ、麻、竹、わらが使われ、これらにトロロアオイという天然ノリを加えて様々な工程を経ることで紙となっていきます。

製品は、書道半紙、障子紙、たこ紙などがあり、特に書道半紙は質量ともに、日本一と称されています。書道半紙は紙ができてから3年から4年経過して『枯れる』状態になると筆のすべりや墨の付きが良く、雅味のある紙になるそうです。

プロの心構え

和紙は洋紙と違い、一枚一枚手作りであるところから、その温かさ、人間味などが伝わってきます。今回お伺いした天神産紙工場で、現在、紙漉きを行っている方の多くは女性ですが、この作業は腕、足、腰など全身を使うため、小柄な女性にとっては相当な力仕事です。しかし皆さんは驚くほどお元気で、健康の秘訣はこの力仕事にあるようです。

健康でいること、心にも余裕があることを常に心がけ、謙虚な姿勢と努力、そして何よりも長年培われてきた技により均一な紙をつくることができるそうです。どの方の顔にも長く一つの技術を磨いてきた確かな自信と笑顔が満ちあふれています。

お問い合わせ先

名称
大洲手すき和紙協同組合おおずてすきわしきょうどうくみあい
住所
愛媛県喜多郡内子町平岡甲1240-1
電話番号
0893-44-2002
FAX番号
0893-44-2162
公式サイト
http://www.tesukiwashi.jp/p/ozu1.htm(外部サイト)

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