ゆら鯛塩釜

ゆら鯛塩釜

ゆらだいしおがま

戦国時代から伝わる料理を今に再現

人様がやってることはやらんことに

『鯛の塩釜焼き』は、鯛の旨みを損なわないために塩で包んで焼くという野趣あふれる調理法です。その歴史は戦国時代にまでさかのぼり、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に玄界灘の鯛を大阪の母親に送りました。その時、うまみを損なわないように鯛を塩で包んで焼いたのが塩釜焼きの始まりとされています。

昭和45年に宝水産の前身となる個人企業を創業した織田さんは、鮮魚販売や養殖魚販売に取り組み、鯛を養殖するようになってからは「自分が作った鯛は自分で売る。」という考えのもとに加工品の製造を始めました。そして「私のところでは人様がやってることはやらんことにしとるんですよ。」と言うだけあって、壊れやすい鯛の塩釜を物流に乗せる技術を1年がかりで開発。特許を取得した技術により宅急便で送った場合の損傷率は劇的に改善、全国的にも珍しい塩釜の市販化を成功させました。社屋の前に広がる由良の海で育まれた鯛を使用した『ゆら鯛塩釜』は平成14年の発売以来、全国各地の祝いの席を彩っています。

木槌で塩釜を叩き割ると鯛があらわに

ゆら鯛塩釜は、注文が入ったその日に鯛を水揚げして調理に取り掛かります。飼育管理も徹底しており、薄飼いと呼ばれる密度の低いいかだの中で育った鯛はストレス知らずです。それを下処理したうえで塩釜の形をした型に入れ、サイズに合わせて約2キロから5キロ、厚みにして数センチの塩と卵白で包んでいきます。卵白は塩を固める役割があり、塩には愛南町産のホンダワラを原料とする藻塩を混ぜています。卵白と塩の配合や鯛へのかぶせ具合には独自のノウハウが活かされており、オーブンで焼く際にドリップが出ないようにしています。数十分かけて焼かれた鯛をしばらく冷まし、熱で縮むナイロンで固めてから全国に発送します。

ゆら鯛塩釜を食べる際はちょっとした工夫が必要で、付属の木槌で塩釜を叩き割ると中から鯛が現れます。適度に塩が染みた鯛には旨みがそのまま閉じ込められており、他では味わえない鯛の味が楽しめます。

お問い合わせ先

名称
宝水産 有限会社 たからすいさんゆうげんがいしゃ
住所
愛媛県南宇和郡愛南町家串1121
電話番号
0895-70-6068
FAX番号
0895-70-6061
公式サイト
http://www.yuradai.com/(外部サイト)

このページのトップへ