いぎす豆腐

いぎす豆腐

いぎすどうふ

生活の知恵が生んだ郷土料理

いぎす草の不思議

『いぎす豆腐』とは、今治市を中心とした瀬戸内海地方の郷土料理で、豆腐の材料となる生大豆粉と『いぎす草』を混ぜ合わせ、冷やし固めたものです。いぎす草はところてんの材料となる『テングサ』によく似た海藻で、瀬戸内海沿岸の沖で採れます。洗って干してを繰り返しながら乾燥させ、必要な分だけ水に戻して使用しています。

いぎす豆腐を上手に作る秘訣は、地元のいぎす草と生大豆粉の相性にあります。出汁だけでいぎす草を1日炊いても、いぎす草の繊維は残ってしまいますが、生大豆粉を入れることで、熱とタンパク質に反応して、いぎす草の繊維が全て溶けて、舌触りのいい食感になります。

食べ方いろいろおいしさいろいろ

昔はいぎす豆腐には具材を入れず、豆腐の上に干しエビをちょんと乗せたシンプルなものでしたが、現在はそれぞれの店でオリジナルのいぎす豆腐が作られています。市内の料亭蔵膳のいぎす豆腐には、ゴボウ、人参など6種類の具材が入っており、しっかりとした味付けになっています。生姜醤油や酢味噌をつけるとさっぱりと食べることが出来ます。

いぎす豆腐は夏の味覚の一つで、冷や奴を食べる感覚で口にする人が多いそうです。小さい頃は苦手だったという人も、大人になってその味が懐かしくなり、おいしいと感じるようになる人も多いようです。

お問い合わせ先

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季節料理 蔵膳きせつりょうり くらぜん
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愛媛県今治市松本町2丁目6-14
電話番号
0898-34-6336
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0898-34-6335
名称
今治郷土料理普及協議会事務局いまばりきょうどりょうりふきゅうきょうぎかいじむきょく
住所
愛媛県今治市常盤町1丁目1-4
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0898-32-0554
FAX番号
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公式サイト
http://www.imabari-cooking.jp/(外部サイト)

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