愛媛の句碑めぐり575

伊予郡松前町

初鶏も知るや義農の米の恩はつとりもしるやぎのうのこめのおん

正岡子規マサオカシキ

初鶏は、新年の季語。元旦の明け方に鳴く一番鶏のことである。松前中学校校門の道路を隔てた正面にある。比較的新しい句碑で文字が読みやすい。若い世代を見守るように建っている。『寒山落木』所収(明治25年)。この年、子規は大学を辞め、日本新聞社に入社。母と妹を松山から東京に呼び寄せ一家揃って新しい生活を始めた。一家を背負う責任と家族への感謝もひときわ胸に迫ったことだろう。

句碑データ

住所
松前中学校前
建立年
平成4年
建立者
不明

関連する句碑

  • 砥部町

    いつくしめば叱るときける寒さかな

    松根東洋城

  • 伊予市

    石手寺へまはれば春の日暮れたり

    正岡子規

  • 伊予市

    夏の月提灯多きちまた哉

    正岡子規

  • 伊予市

    木枯らしや冠者の墓撲つ松落葉

    夏目漱石

  • 伊予市

    夏川を二つ渡りて田神山

    正岡子規

  • 前から
  • 遠くから
  • 後ろから
大きな地図をみる

▲ このページの先頭へ戻る