愛媛の句碑めぐり575

上浮穴郡久万高原町

寝ても覚めても夜が長い瀬の音ねてもさめてもよがながいせのおと

種田山頭火タネダサントウカ

種田山頭火(明治15年~昭和15年)は山口県生まれ。荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)に師事。出家して托鉢しながら旅をし、自由律の句を詠んだ。句碑は面河川に面した「ゆうのき広場」入り口にある。句碑の横には、「山頭火句碑由来」の碑が建っており、昭和14年11月19日の日記が紹介されている。「明け方に目が覚め、水音が絶えずして眠れなかった」とある。

句碑データ

住所
柳井川 ゆうのき広場
建立年
平成5年11月
建立者
不明

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