愛媛の句碑めぐり575

八幡浜市

つきあ多りつきあ多里し天蟻の行くつきあたりつきあたりしてありのゆく

爛々と虎の眼尓降る落葉らんらんととらのまなこにふるおちば

富澤赤黄男トミザワカキオ

富澤赤黄男は明治35年、川之石生まれ。新興俳句の旗手といわれた。母校である川之石小学校の校庭に建つ句碑には、「つきあ多りつきあ多里し天蟻の行く」「爛々と虎の眼尓降る落葉」の2句が刻まれている。「爛々と」の句は、赤黄男の代表句の一つで昭和16年作。『天の狼』所収。赤黄男の句碑は、保内町の富澤赤黄男句碑公園にもある。(※句碑を見学の際は職員室に一声おかけください。)

句碑データ

住所
保内町川之石3-300 川之石小学校校庭
建立年
昭和51年12月
建立者
川之石小学校PTA関係者

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