愛媛の句碑めぐり575

松山市

われに法あり君をもてなすもぶり鮓われにほうありきみをもてなすもぶりずし

正岡子規マサオカシキ

松山では昔から、祝いの席や来客があると松山鮓(もぶり鮓)を作る風習がある。明治25年に漱石が来松し子規の家を訪ねた際、母・八重が家庭の味でもてなした。漱石は大いに喜び、和服姿にあぐらをかいた子規の前で正座し、一粒もこぼさぬように行儀正しく食べたと言われている。「われに法あり」とは慣わし・習慣、ここでは鮓の作り方であろう。食に対する強いこだわりのあった子規の一面を垣間見られる。「もぶり鮓」とは地元の海の幸、山の幸を混ぜ込んだ甘い味付けのちらし鮓である。「ふるさとや親すこやかに鮓の味」と「われ愛すわが豫州松山の鮓」と3句1基の碑。

句碑データ

住所
三津ふ頭1-2 松山市公設水産地方卸売市場
建立年
平成18年12月
建立者
松山市水産市場運営協議会

関連する句碑

  • 松山市

    鶏なくや小富士の麓桃の花

    正岡子規

  • 松前町

    五郎櫃を追ひかけて行く蜻蛉哉

    正岡子規

  • 松前町

    貝寄風に乘りて帰郷の船迅し

    中村草田男

  • 松前町

    初鶏も知るや義農の米の恩

    正岡子規

  • 松前町

    善幾妻乃春能社尓詣希里

    正岡子規

  • 前から
  • 遠くから
  • 後ろから
大きな地図をみる

▲ このページの先頭へ戻る