愛媛の句碑めぐり575

松山市

青林檎子が食い終る母の前あおりんごこがくいおわるははのまえ

石田波郷イシダハキョウ

子どもが青林檎を食べ終わるのをじっと見守る母親。「食い終る」とすることで、食べ終るまで待っている感じがする。波郷は大正2年、温泉郡垣生村(現:松山市西垣生町)生まれ。波郷の母校である垣生小学校は、俳句の授業も盛んで、多くの俳人の句碑が建つ。波郷の句碑も「秋いくとせ石鎚を見ず母を見ず」、「をさな等は海に蛍につかれ寝る」がある。※校内に立ち入る際は、小学校に事前に電話、もしくは職員室に声を掛けてください。

句碑データ

住所
西垣生町730-1 垣生小学校
建立年
平成24年
建立者
垣生小学校

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