愛媛の句碑めぐり575

松山市

朝顔の紺の彼方の月日可奈あさがおのこんのかなたのつきひかな

石田波郷イシダハキョウ

石田波郷のあまりにも有名な俳句。歳時記では秋の季語になる朝顔だが真夏に咲くイメージが強い植物。朝顔を見て彼方の月日に思いを馳せている、情感豊かな句。彼方の月日が過去か未来かは読む人の感じ方によって変わってくるが、紺色には懐旧の情が相応しい。

句碑データ

住所
西垣生町 白くま工房(石田邸)庭
建立年
昭和49年11月
建立者
不明

関連する句碑

  • 伊予市

    石手寺へまはれば春の日暮れたり

    正岡子規

  • 伊予市

    夏の月提灯多きちまた哉

    正岡子規

  • 伊予市

    木枯らしや冠者の墓撲つ松落葉

    夏目漱石

  • 伊予市

    夏川を二つ渡りて田神山

    正岡子規

  • 伊予市

    介ふ者かりひともとし与礼者つ志く連

    松尾芭蕉

  • 前から
  • 遠くから
  • 後ろから
大きな地図をみる

▲ このページの先頭へ戻る