愛媛の句碑めぐり575

松山市

人はみな旅せむ心鳥渡るひとはみなたびせんこころとりわたる

石田波郷イシダハキョウ

昭和43年秋、国立東京病院で詠まれた句。亡くなる約1年前である。波郷の死後、妻・あき子によって編まれた『酒中花以後』所収。人は誰でも、旅に出たいという願望を持っている。鳥はあんなに自由に飛び回っている。自分も元気であれば。病と闘いながらも、俳句と向き合い続けた波郷。自由の利かない歯がゆさと、旅へのあこがれが伝わってくる。碑は、波郷の命日である、11月21日の除幕に合わせて建立された。「なみだしてうちむらさきをむくごとし」の句も刻まれている。珍しい黒い屏風型の句碑で、大きさにおいても目を見張る。

句碑データ

住所
持田町1丁目22付近 愛媛大学附属小学校東横
建立年
平成24年
建立者
石田波郷顕彰会

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