愛媛の句碑めぐり575

松山市

行く我にとゞまる汝に秋二ついくわれにとどまるなれにあきふたつ

正岡子規マサオカシキ

明治28年の句。『寒山落木』巻四に所収。子規が病気療養のため愚陀佛庵(ぐだぶつあん)に滞在したのち、東京へ発つときに、漱石から送られた別離の句にこたえて詠んだもの。漱石着任後100年にあたる平成6年に建立された。漱石の「御立ちやる可御立ちやれ新酒菊の花」の句碑は、平成13年に追って建立されている。※校内に立ち入る際には、事前にお電話もしくは事務室にお声掛けください。

句碑データ

住所
持田町2-2-12 松山東高等学校
建立年
平成6年3月
建立者
第45期生卒業記念碑

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