愛媛の句碑めぐり575

松山市

漱石が来て虚子が来て大三十日そうせきがきてきょしがきておおみそか

正岡子規マサオカシキ

明治28年の作。新暦では「大三十一日」だが、旧暦では「大三十日(おおみそか)」となる。大晦日に漱石と虚子が、病床の自身を訪ねてくれた喜びを、素直に表現した句。子規にしか詠めない句。子規が亡くなった明治35年、ロンドンに留学中だった漱石は、精神を病んでいた。そんな漱石に、気晴らしに小説を書くことを勧めたのが虚子だった。互いに刺激し合いながら、同じ時代を生きた偉人たち。その関係性が垣間見える、興味深い句である。

句碑データ

住所
道後湯之町20-8 大和屋本店玄関横
建立年
不明
建立者
大和屋本店

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