愛媛の句碑めぐり575

松山市

春風やふね伊豫に寄りて道後の湯はるかぜやふねいよによりてどうごのゆ

柳原極堂ヤナギハラキョクドウ

極堂30歳の句。明治30年4月、「松風会」例会の席題吟「名所詠みこみ」の句として出されたもの。南国松山の春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)とした気分が詠まれている。句碑のある放生園(ほうじょうえん)は、道後温泉駅前、道後商店街の入り口にある小広場。自由に使える足湯を使いながら、「坊っちゃんカラクリ時計」を楽しめるのもいで湯の町道後ならでは。

句碑データ

住所
道後湯之町6-8 放生園
建立年
昭和15年2月
建立者
不明

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