愛媛の句碑めぐり575

松山市

砂土手や西日をうけて蕎麦の花すなどてやにしびをうけてそばのはな

正岡子規マサオカシキ

明治28年9月20日の午後、愚陀佛庵(ぐだぶつあん)で療養中だった子規は、極堂と吟行をした。体調がよくなったからである。その日以降、数回にわたって散策を楽しみ、それを「散策集」としてまとめた。「散策集」の自筆の原本は行方不明であったが、昭和8年頃に帰省の折に極堂が近藤我観宅で発見。書き写して発表された。「砂土手」とは、現在の松山商業高校付近に南北に長く横たわる小高い砂丘で、もと松山城防衛のために築かれた。現在はほとんど残っていないが、当時は秋に満開の蕎麦の白い花が咲き、西日を浴びて輝いていたのだろうか。句碑は勝山交差点付近にある。

句碑データ

住所
勝山1-19-3
建立年
平成4年3月
建立者
国土交通省

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