愛媛の句碑めぐり575

今治市

人来れば巫女は落葉を掃き別れひとくればみこはおちばをはきわかれ

今井つる女イマイツルジョ

今治市

草摘みし野をかえり見て又いつかくさつみしのをかえりみてまたいつか

星野立子ホシノタツコ

つる女の句は、昭和25年1月5日に大三島町内の俳句愛好者の招きで島を訪れた時のもの。他に、「島々を浮べ荒れをり冬の海」「波まぶしみかんの島に近づけば」「見えていてみかんの島のさて遠き」がある。星野立子は俳人高浜虚子の次女。昭和元年より父の薦めでは俳句を始めた。『立子句集』『俳小屋』など句集の他、随筆集も多い。碑は大山祇神社近くの安神山(あんじんさん)わくわくパーク展望台に建つ。

句碑データ

住所
大三島町宮浦3327 安神山わくわくパーク展望台
建立年
昭和59年2月
建立者
大三島教育委員会

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