石槌山修験の総本山
四国八十八箇所霊場の64番札所となる寺院。修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)が開創とされ、古来より修行の霊地である石鎚山の麓に位置する寺院。真言宗石派の総本山で修験道の根本道場でもあり、本尊の阿弥陀如来は役小角の作と云われている。桓武天皇が病気平癒を祈願し成就して以来、歴代天皇の帰依が厚く、江戸時代には西城藩主・松平家の祈願所になった。毎年7月のお山開きには白衣姿の信者が集まり、賑わいを見せている。
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