挑戦してみたいワンステージアップの  山登り

初心者を卒業したら挑戦してみたい魅力的な山が愛媛県にもあります!

西日本最高峰の石鎚山(1,982m)を擁する石鎚山系や、標高1,706mの東赤石山を主峰とする赤石山系。愛媛県の山々は、標高こそ2,000m以下ですが、景色の美しさや植生の豊かさや登山の難易度も、日本アルプスなどの3,000m級の山々に負けない魅力があります。
行きと帰りで別のコースを歩けるのも魅力
石鎚山の向かいにある岩黒山から高知県側に続く筒上山を歩くコースは、縦走デビューにもぴったり。岩黒山、筒上山ともに真っ直ぐ山頂に向かうルートと迂回するコースがあるので、往路と復路で違うコースを歩けるのも魅力のひとつ。比較的人も少なく、山歩きの楽しさをゆっくり味わうことができます。
四国の秀峰を左右に眺める雄大な絶景に思わず息をのむ
石鎚山系と赤石山系の中間近くにある寒風山と笹ヶ峰は、それぞれ多くの登山者から愛される人気の高い山です。緑に囲まれた森林、ササ原の尾根道、ちょっとした岩場もあるバリエーション豊かなコースとなっており、好天に恵まれれば太平洋まで見渡すことができます。

山頂から彼方に望む伊予三名山と直下に広がる新居浜の街並み
地元はもとより、全国から登山者が訪れる四国の中でも人気の高い山のひとつ。高山植物の宝庫でツガザクラとアカモノの大群生地があることでも知られ、山中にたたずむ産業遺産群はこの山が別子銅山の歴史と深く繋がっていたことを感じさせてくれます。
登山口へのアクセスも良好でありながら本格的な山登りが楽しめる
標高1,456mの石墨山は“東温アルプス”とも称される皿ヶ嶺連峰の最高峰で、白猪の滝登山口から山頂までの標高差が1,000m近くある健脚者向けのコースです。山頂からは面河ダムを挟んだ対岸に、堂ケ森〜ニノ森〜西ノ冠岳〜石鎚山の雄大な景色が広がります。