石鎚山を中心に連なる山々「石鎚山系」

標高1700m以上の山が連なる

石鎚山系は石鎚山を中心に標高1700m以上の山々が十数座も連なり、東西約50㎞以上に渡って広がります。石鎚山系の代表的な山々を紹を紹介します。
笹原とコメツツジが広がる
山岳信仰の山としてひらかれた笹ヶ峰は標高1860m。なだらかな稜線で、稜線沿いは名前の通りイシヅチザサなどの笹で覆われ、夏に花、秋に紅葉が楽しめるコメツツジの群落もあります。登山道から頂上まで約2時間30分。頂上からは石鎚山系の山々がきれいに見えます。
約1時間で頂上まで登れる
主峰の女山は標高1897m。ウラジロモミの林やブナ林が広がり、イシヅチザサが広がる「氷見二千石原」や白骨林が散在する景観も印象的。いくつかの登山ルートがあり、瓶ケ森林道の登山口からは約1時間で頂上まで登れます。山頂から四国山地の山々と土佐湾まで一望できます。
岩場のシャクナゲが美しい
瓶ケ森林道沿いの登山口から笹原の中の登山道を歩くこと約1時間で、標高1756mの山頂に到着。山頂からは瀬戸内海、土佐湾、赤石山系までの大展望を満喫できます。頂上付近の岩場にはシャクナゲの群生が見られます。
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石鎚山系のエコツーリズム

石鎚山系のエコツーリズム

魅力的な体験イベントが目白押し

手つかずの自然が豊かに残る石鎚山系を舞台に、その自然に触れ、地元の文化や人とも触れ合うことができるエコツアーが多彩に用意されています。登山やトレッキング、面河渓谷でのキャニオニング、星空観察、雪遊び、修験道体験など、魅力的な企画が目白押し。ガイド付きなので、アウトドア初心者も安心していろいろな体験ができます。