#南楽園

現代の造園技術で造営された、広大な日本庭園・南楽園

サクラ、ショウブ、アジサイ…。四季折々の花が楽しめる
宇和海の入江に面した緑豊かな場所に、1985年に開園したのが南楽園です。上池・下池という2つの池を中心に、そのまわりを歩いて観賞できる池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園。現代造園技術の粋を集めて造営された園内は甲子園球場の4倍以上という広大さで、1日ゆっくりと過ごせます。
四季ごとの花を愛で、ボート遊びも可能
春のウメやサクラ、4月のツツジやフジ、5月のハナショウブなど、よく手入れされた花たちが、シーズンごとに見ごろをむかえます。宇和島鯛めしなどを味わえる食事処や、池に漕ぎ出せる貸しボートなども用意されています。
幸迎橋(こうげいばし)
園内の池にかかる幸迎橋には、欄干の上に12個の擬宝珠(ぎぼし)が設けられています。そのうちの1つには出雲大社のお守りが納められていて、願いを込めながら触れると幸運が訪れるとか。どの擬宝珠に納められているか探してみましょう。
希望の石
木々に囲まれた万葉の小道の途中に、宇和島市出身の彫刻家・藤部吉人さんの作品「希望の石」が設置されています。中にはお地蔵さんが納められており、小さなすき間から中を見ることができます。鑑賞する人々に幸せが訪れ、夢が叶うよう願いを込めて置かれたものだとか。
愛の鯉・媛の鯉
海の家の前にある2体の鯉のモニュメントです。「愛の鯉」は、愛でる心を養えるように、「媛の鯉」は優しい心を養えるように…との願いを込めて作られており、台座には出雲大社と、地元の和霊神社のお札とお守りが納められています。鯉の目をそっとなでると、恋愛や願いごとが叶うとの噂です。