秘湯感たっぷりの温泉

山あいにひっそりと湧く名湯を目指して

敷地内から自然湧出する源泉あり、石鎚山の麓に湧く白濁の湯あり。山あいにひっそりと湧く、愛媛の秘湯をご紹介。四国では珍しい泉質の湯も多く、秘湯気分を盛り上げてくれます。
四国では珍しい白濁の湯
霊峰・石鎚山の麓に湧く石鎚山温泉は、四国では非常に珍しい白濁湯。炭酸を豊富に含む炭酸水素塩冷鉱泉で、湯船の底にはクリーム状の湯の花が沈殿します。「温泉旅館 京屋」と姉妹館「京屋旅館別館 歓喜庵」で秘湯に浸かることができ、野趣あふれる雰囲気も魅力のひとつ。石鎚山ロープウェイ乗り場に近く、登山客やスキー客の疲れを癒しています。
風情ある木造3階建ての古民家でひとっ風呂
静かな山あいにひっそりと湧く小薮温泉は、1861年の発見と伝わる名湯。無色透明の湯はなめらかな肌ざわりで、古くから湯治客や観光客を癒してきました。温泉旅館「小薮温泉」でその湯を堪能でき、大正中期築の木造3階建ての建物が秘湯気分を高めてくれます。湯上りには、2階の大広間でゆったりくつろぐことも。
山あいに湧く硫黄泉
愛媛県宇和島市と高知県宿毛市の県境近くの山あいに湧く温泉で、約250年前に発見されたと伝わります。四国では珍しい硫黄泉で、とろとろとした湯に湯の花が浮かび、湯船をはじめ、蛇口からの湯も源泉かけ流しで堪能できます。
自然湧出する冷泉を薪で沸かす
1400年前に斉明(さいめい)天皇も入浴したと伝説が残る古湯。硫黄分を含んだ泉質は、やわらかい肌ざわりが特徴で、昔から湯治場として賑わってきました。自然湧出する冷泉を薪で沸かした源泉かけ流しの湯は、大浴場や無料で利用できる足湯で楽しめます。敷地内には遍路道が通ることから、お遍路さんも多く利用しています。