【西条まつり300年の歴史】西条まつりが10倍楽しくなるおすすめスポット!


2023.11.29

【西条まつり300年の歴史】西条まつりが10倍楽しくなるおすすめスポット!

みなさんこんにちは!ひめ旅部員の池ちゃんです!
いよいよ今年も終わりが近付いてきましたね。思い残すことなく年をまたぎましょうね!

さて今回は、【東予エリア】より西条まつりのご紹介です。
伝統工芸士でもあり、だんじり彫刻師の父を持つ伝統工芸コーディネーター睦TSUMIさんに取材させていただき、オススメの観光ルートを聞いてきました。
この記事を読めばあなたも西条まつりマニアになれるかも!?
それでは行ってみましょう♪

お祭りは「お祀り」だった

お祭りは、正式には「例大祭」と言われます。「西条まつり」とは西条市が観光PRのために市内に4つある神社の秋祭りの総称として名付けたものです。
4つの神社とは「嘉母神社」「石岡神社」「伊曽乃神社」「飯積神社」を指します。
氏子(地域に住む人)が氏神様へ五穀豊穣の感謝を伝えるために始まったお祭りは、本来神輿だけで成立しますが、「神さん(西条では親しみを込めてそう呼ばれています)を喜ばせたい」という心がだんじり奉納となり、現代まで引き継がれています。
2023年現在、伊曽乃神社の奉納屋台は全81台あり、だんじり76台、お供だんじり1台、みこしが4台あります。

おすすめ観光ルートはこれ

結論、西条まつり本番までに巡るスポットは2か所です。

①伊曽乃神社

②SAIJO BASE


池ちゃんはどちらも行きましたが、SAIJO BASEはリピートしてしまいました。凄くて。いや、本当に凄くて。
あれを無料でずっと見てもいいなんて、西条市の懐の深さと西条まつりが市民にとってどれだけ大切なものかが伝わってきます。
昔から形よりも心を大切にしてきたお祀りが結果として現代まで形を遺し、今を生きる私たちに道しるべを見せてくれているような、そんな気にさせられます。
心が何世代にもわたって繋がっていく神秘がとても素敵ですね。
 

①伊曽乃神社へ

まずは伊曽乃神社の宝物館へ行きます。
入館料は300円(小人100円)で、社務所で見学の旨を伝えると通していただけます。
宝物館の扉をくぐると左側には長さ約27メートルの絵巻がお出迎えしてくれます。この絵巻は江戸時代後期の伊曽乃神社祭礼を記したとされる絵巻で、中には奴行列や鬼頭(おにがしら)の絵も描かれており、これらは現代の西条まつりでも見ることが出来ます。鬼頭とはお祭りの警護をする役の人たちで、世襲制。近年は選ばれた人が担うこともあります。成るまでに3年を要し、お祭り当日の運行管理をしています。
絵巻には複数のだんじりやみこしが描かれていますが、どの地区がだんじりでないといけない、みこしでないといけないという決まりはなく、奉納は心が大事として、形や見た目に決まりもなく、各町内が決めています。

②SAIJO BASEへ

伊曽乃神社から車で10分ほど走ると見えてくるのはSAIJO BASEです。
「市民の交流と新たなチャレンジを応援する複合施設」(※SAIJO BASEのHPより抜粋)として、イベントスペースやコワーキングスペース、広場もありそのどれもが開放的でコンセプトがしっかり伝わる施設となっています。
宝物館と同じくこちらも施設に入って左に少し歩くと、だんじりと山車が吹き抜けに突き刺さるように現れます。豪華な装飾、色使い、そして繊細な彫刻がひしめき合いとてつもない存在感がこちらに当時の景色を見せ続けるようです。
変な言い方かもしれませんが、生きている。と感じました。
残念ながら文字情報はほぼありませんが、伊曽乃神社宝物館を見てから来れば十二分に伝わるでしょう。絵巻の世界が現実に飛び出してきた!しかもたった4台でこの迫力とは、本当にとんでもないことです。
池ちゃんは初めて見た時「えーーーーーーーーーっ」と言ってしまいました。それくらいの衝撃でした。

しかしSAIJO BASEのすごいところはこれだけではありません。そびえたつだんじりから少しずつ目を下すと、この4台を取り囲むように金糸細工が見えてきます。
そのどれもが今でいう3Dで、立体的×大きい=ド迫力な金糸細工から声が聞こえてきそうなほどのエネルギーに心が震える感覚を覚えました。そしてなんとSAIJO BASEは撮影OK!
マナーを守りつついろんな角度から楽しんでみてください。

③いよいよ西条まつりへ

伊曽乃神社、SAIJO BASEを巡り心はもう氏子並みに盛り上がってきたところで、西条まつり本番です。
西条まつり(伊曽乃神社例大祭)は「日の出日の入りのお祭り」と言われており、伊勢の神宮から「天照大御神」の御霊を分霊され、太陽を司る女神であることからきています。祭りは日の出とともに始まり、日の入りまでに終わり、1日目は御旅所でお駐まりされ、2日目の夕方に加茂川で禊をし、最後の神楽所である宵地区で神楽を上げお宮へ還ります。
神さんのルートは「巡行表」で決められており、時間に合わせて先回りすることでいろんな角度から楽しむことも出来ますよ♪
西条まつりのクライマックスと言えばやはり「川入り」ですが、最初に行われる「宮出し」も威勢のいい掛け声と列をなすだんじりの数々が壮観で、見ごたえは抜群です。
 

300年の歴史を引き継ぎ次の世代へ

というわけで、今回は300年の歴史を誇る西条まつりのオススメルートをご紹介させていただきました。確かにだんじりを見るだけでも一見の価値がある素晴らしいお祭りですが、その背景を知ると視野が広がり理解が深まり、初めての方はもちろん何度も参加している方もまた新しい発見があるかもしれませんね。好きな場所、好きな景色を300年前の人も見ていたら、、、と思うと感慨深いですね。
先代、先々代、そのまた先代、、、と現代まで数えきれないほどの人の手と心によって紡がれてきた歴史を感じ、また次の世代へと繋いでいく「生きた文化」を、西条まつりで感じてみてはいかがでしょうか。

今月の映えスポット紹介!

今月はズバリ、内子町にある龍王公園です!
イチョウに囲まれた空間で写真を撮ってみてはどうでしょうか♪

”撮り方ワンポイントアドバイス”
落ち葉を画面下部に入れると写真全体がイチョウに囲まれてGood!
スマホを地面に置くようにして撮ってみましょう♪
池口祐太(池ちゃん)

池口祐太(池ちゃん)

「映画を撮ろう」をテーマに愛媛、東京で活動している動画クリエイターです。
情報誌には載せきれない地域の魅力を発信できたらと思っています。

マルシェの紹介のほかに、ストリートムービー、愛媛に住む人にスポットライトを当てたショートドキュメンタリーも始めました♪
SNSものぞいていってくださいね。

Instagram @yuuta2432