愛媛県「愛」あるブランド産品「宇和島名産手造りじゃこ天」|(有)安岡蒲鉾店のこだわりと美味しさの秘密


2026.11.02

はじめに

旅先で出会うご当地グルメや、伝統の技が詰まった名産品。一口食べた瞬間に「これは特別だ!」と感動する味わいに出会うと嬉しくなりますよね。
 
今回は、愛媛県「愛」あるブランド産品にも認定されている「宇和島名産手造りじゃこ天」の魅力を徹底解剖!

実際に現地へ足を運び、老舗蒲鉾(かまぼこ)店で体感した職人の情熱と、忘れられない美味しさの秘密をたっぷりお届けします。

愛媛県「愛」あるブランド産品とは

愛媛県を旅していると目にする「愛媛産には、愛がある。」というあたたかいフレーズ。これは、県が統一して掲げるキャッチフレーズであり、厳格な審査をクリアした高品質な農林水産物や加工品だけに贈られる「『愛』あるブランド産品」の証でもあります。
このブランド産品には、3つの深い「愛」が込められています。

●安全・安心(人と環境への愛)
●品質(産物への愛)
●産地・特産(ふるさとへの愛)
 
高級柑橘の「紅(べに)まどんな」や「愛媛あかね和牛」など、全国的に有名な逸品と並び、地元の伝統加工品も数多く指定されています。愛媛の豊かな自然と生産者の深い情熱が詰まった、確かな品質を保証する信頼の証なのです。

原材料にこだわったブランド加工品

「愛」あるブランド産品の中でも、特に職人の手仕事と地域の恵みが凝縮されているのが「ブランド加工品」です。
 
認定には「愛媛県産の農林水産物を主原料とし、原則として県内で製造・加工されていること」という非常に厳しい基準が設けられています。単に地元の食材を使うだけでなく、伝統製法を守り抜き、素材本来の旨味を極限まで引き出している点が大きな特徴です。
代表的な加工品として、次の品目があります。
 
●新鮮な小魚を骨ごとすり身にして油で揚げた「じゃこ天」
●皮ごと搾汁した果汁100%の無添加ジュース「柑橘ジュース」
●生産量日本一を誇る県産はだか麦の「はだか麦味噌」
 
など、 どれも地元の誇りが詰まった品々ですが、今回は特に歴史が深く、職人技が光る「宇和島名産手造りじゃこ天」にスポットを当ててご紹介します!

じゃこ天とは

愛媛県南予(なんよ)地方で昔から愛され続けている伝統的な魚肉練り製品です。地元の宇和海で獲れる新鮮な小魚を皮や骨ごとすり身にし、小判型に整えて植物性の油で香ばしく揚げて作られます。
名前の由来は、地網で獲れた雑魚(ざこ)を使うことから「ざこ天」が変化した説や、主原料であるホタルジャコ(ハランボ)に由来する説など様々。その歴史はなんと1800年に遡り、沖縄の「チキアギ」や鹿児島の「つけ揚げ」といった南方の揚げかまぼこ文化が、宇和島にも影響を与えたと考えられております。
 
一番の魅力は、骨ごとすり身にすることで生まれる「シャリッ」とした独自の食感。カルシウムも豊富で、ひとくち食べれば宇和島で受け継がれてきた歴史と海の恵みが身体中に染み渡ります。

現地取材:(有)安岡蒲鉾店の熱いこだわりと愛

今回お邪魔したのは、「愛」あるブランド産品に認定されている「宇和島名産手造りじゃこ天」を手掛ける「(有)安岡蒲鉾店」さんです。工場に一歩足を踏み入れると、揚げたてのじゃこ天の香ばしい香りが漂い、期待が高まります!
 
1.こだわり
蒲鉾そのものは、1115年の文献に登場するほど古い食べ物です。宇和島では、1615年に伊達政宗の長男・秀宗が宇和島藩主として入府した際に蒲鉾の技術が伝わったとされ、さらに江戸後期の1800年頃、沖縄の「チキアギ」や鹿児島の「つけ揚げ」といった南方の揚げかまぼこ文化の影響を受けて、じゃこ天が生まれたと考えられています。
※上記写真は(有)安岡蒲鉾店HPから引用

昭和27年に魚屋として創業した安岡蒲鉾は、昔ながらの「宇和海産の天然小魚」に徹底的にこだわり続けています。驚くべきはその丁寧な手仕事。小魚を一匹ずつ手作業で処理する姿勢が高く評価され、親子二代にわたり「えひめ伝統食品士」に認定されています。手間を惜しまないこの製法には、「本物の味を届けたい」という情熱が溢れています。
 
さらに、製造工程で出る魚の残渣(残りかす)を農家の肥料にし、そこで育った農作物を自社商品に還元する「地域資源循環システム」も構築。伝統を守りながらSDGsにも貢献する、地域愛に満ちた蒲鉾店です。
 
2.食材へのこだわり
原料となるのは、宇和島や八幡浜の魚市場から毎日仕入れる獲れたての小魚です。「アカムツ(のどぐろ)」の仲間で強い旨味を持つ「ホタルジャコ」を中心に、季節ごとの旬の魚を取り入れ、どの魚をどの比率で配合するかは職人の腕の見せ所となっています。
 
合わせる調味料も極めてシンプル。海のミネラルをたっぷり含んだ自然塩を使い、魚本来の旨味を引き立てます。
「どんなに手間がかかっても、一匹一匹手作業で丁寧にさばく。毎日自分の目で魚を見てさばくことが、鮮度や状態を見極めることにもつながるんです。冷凍のすり身では、魚の状態までは分かりませんから。近くの海で獲れた、とれたての魚を使う。それが一番の秘密なんです。」と語る取締役の安岡さまの真剣な眼差しに、一瞬で引き込まれてしまいました。
 
3.じゃこ天ができるまで
美味しさが生まれる背景には、職人の勘と経験が詰まった6つの工程がありました。
 
●原料選び:季節ごとの旬の魚を使い、魚の状態を見極めて小魚の配合比率を調整します。
●頭落とし:包丁を使い、職人が手作業で手早く内臓と頭を除去します。
●すり身:水晒しを行わないことにより魚の旨味が逃げず、すり身にギュッと旨みと栄養が残ります。
●擂潰(らいかい):魚肉を擂(す)りながら練り上げていく工程です。昔ながらの石うすと杵で練り上げて心地よい弾力を引き出します。
●成型:型などを使い、ひとつずつ伝統的な小判型へと形を整えます。
●加熱:菜種油で香ばしく揚げます。その日の気温や湿度に合わせて揚げ時間を調整し、フワフワ感と深い味わいに仕上げます。

実食レポート!その味わいは?

いよいよ待望の実食タイム!黄金色に揚がった出来立てを持ち帰り、自宅でいただきました。そのままでも十分美味ですが、トースターで軽く焼いてからいただきました。
 
1.じゃこ天
手に持つとズッシリとした重みがあり、熱々でフワフワ!一口かじると「シャリッ」とした香ばしい皮のあとに、「シャリッ、ジュワッ」と心地よい食感と魚の濃厚な旨味が口いっぱいに弾け飛びます。

雑味が全くなく、噛むほどにホタルジャコの豊かな甘みと絶妙な塩気が広がり、思わず「うまっ……!」と声が漏れてしまいました。 軽く炙って生姜醤油を少し垂らせば、極上のおつまみに変身。宇和島の海を丸ごと食べているような、感動的な美味しさです。
 
2.じゃこカツ
続いていただいたのは、じゃこ天のすり身に国産のゴボウ・玉ねぎ・人参を混ぜ込みパン粉をまぶして揚げる「じゃこカツ」。
 
「ザクッ!」という最高の音とともに衣が弾けると、中からスパイシーに味付けされたすり身の旨味が溢れ出てきます。サクサクの衣とジューシーなすり身のコントラストが圧倒的で、これまでのじゃこ天の概念が180度覆されるほどの衝撃です!
 
軽快な食感でおやつにもぴったりですが、夕食のメインおかずとしても大満足できる一品。子どもから大人まで夢中になる理由がよく分かります。

全国から注文OK!お取り寄せ&店舗紹介

「この絶品の味を家でも食べてみたい!」「大切な人にプレゼントしたい!」という方もご安心ください。(有)安岡蒲鉾店の味は、手軽に全国へ届けてもらえます。
 
1.オンラインショッピング
公式オンラインショップを使えば、職人が手造りした出来立ての「手造りじゃこ天」や「じゃこかつ」を自宅にいながらお取り寄せ可能です。 鮮度を保った状態で届くため、自宅のフライパンやトースターで軽く温めるだけで、感動的な美味しさが蘇ります。お歳暮やお中元などのギフトセットや季節の詰め合わせも豊富で、グルメな方への贈り物にも絶対に喜ばれますよ!
 
2.店舗紹介
愛媛県内には、旅の途中に寄りやすい直営店や取扱店舗が多数あります。
 
●本社・工場: 製造販売のほか、工場見学やオリジナルの「じゃこ天手作り体験(有料・予約制)」も開催!自分で揚げた熱々のじゃこ天は格別の味で、近年は海外の観光客からも大人気のアクティビティです。
●道の駅みま店: ドライブの休憩やドライブグルメの購入にぴったり。
●JR松山店 / 松山空港JALUX売店: 旅行や出張の最後に、サッと買える抜群のアクセス! 

まとめ

愛媛の自然と職人の深い「愛」が詰まった、安岡蒲鉾店の「宇和島名産手造りじゃこ天」。
一本一本手作業で魚をさばき、石うすで練り上げる昔ながらの製法を守り続けるからこそ、一度食べたら忘れられない本物の味が生まれます。
 
定番の「じゃこ天」はもちろん、サクサクの「じゃこカツ」や、伝統の「かまぼこ」「ちくわ」なども素材の良さが際立つ絶品ばかり。
 
次の休みはぜひ愛媛・宇和島へ足を運んで、揚げたて熱々の感動を体験してみませんか?遠方の方はまずはお取り寄せで、歴史と愛が詰まった宇和島の味を食卓で堪能してみてくださいね!
自己紹介

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はじめまして!愛媛県を愛してやまない「いよ&みCAN」です。
 
美しい海や山、人々の笑顔、何気ない路地……。愛媛には、日々の忙しさからそっと“心をほどいてくれる瞬間”がたくさん詰まっています。
 
決して派手ではなくても、訪れた人を包み込んでくれる優しさと、何度も足を運びたくなる奥深さが愛媛の魅力です。
 
地元の方にも遠方の方にも「こんな素敵な場所があったんだ」と喜んでいただけるよう、五感で出会った愛媛の景色や物語を丁寧にお届けしていきます。
 

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