「肱川あらし・長浜大橋」の絶景と伝統和菓子「志ぐれ」が織りなす愛媛県大洲市長浜の観光‼️
2025.12.17
はじめに
愛媛県大洲市長浜は、肱川(ひじかわ)が瀬戸内海へと注ぐ穏やかな港町。潮の香りと山の緑が交わる風景の中に、昭和の面影と温かな人情が今も息づいています。
この町の象徴といえば、冬の風物詩「肱川あらし」。川霧が白い波のように流れ出すその瞬間は、自然が描く幻想の絵画。地元の人々にとっては“冬の使者”として親しまれています。
その「肱川あらし」を望む絶景スポットの「肱川あらし展望公園」、そして日本最古の現役可動橋「長浜大橋」。赤い鉄骨が朝日に染まる姿は、まるで歴史そのものが輝いているかのようです。
さらに忘れてはならないのが、大洲の伝統和菓子「志ぐれ」。やさしい甘さとしっとりした口あたりが魅力の銘菓です。
自然と文化が調和するこの町で、心を温める旅を始めてみませんか。
この町の象徴といえば、冬の風物詩「肱川あらし」。川霧が白い波のように流れ出すその瞬間は、自然が描く幻想の絵画。地元の人々にとっては“冬の使者”として親しまれています。
その「肱川あらし」を望む絶景スポットの「肱川あらし展望公園」、そして日本最古の現役可動橋「長浜大橋」。赤い鉄骨が朝日に染まる姿は、まるで歴史そのものが輝いているかのようです。
さらに忘れてはならないのが、大洲の伝統和菓子「志ぐれ」。やさしい甘さとしっとりした口あたりが魅力の銘菓です。
自然と文化が調和するこの町で、心を温める旅を始めてみませんか。
「肱川あらし」とは
「肱川あらし」とは、大洲盆地で発生した霧が、肱川の流れに乗って一気に海へと流れ出す自然現象。風と霧が織りなす光景はまさに圧巻で、長浜の冬を象徴する絶景です。 発生条件は非常に繊細で、
・上流からの放射霧
・約10m/sの強風
・肱川の川面から立ち上る蒸気霧
の三要素が揃う必要があります。 見頃は例年10月〜3月頃の早朝。特に寒気が強まる冬の夜明けには、川全体が白いカーテンに包まれたような光景が広がります。
全国から写真家が集い、「今日こそ見られるか」と期待に胸を膨らませ、自然が見せる奇跡を前に、誰もが言葉を失います。
・上流からの放射霧
・約10m/sの強風
・肱川の川面から立ち上る蒸気霧
の三要素が揃う必要があります。 見頃は例年10月〜3月頃の早朝。特に寒気が強まる冬の夜明けには、川全体が白いカーテンに包まれたような光景が広がります。
全国から写真家が集い、「今日こそ見られるか」と期待に胸を膨らませ、自然が見せる奇跡を前に、誰もが言葉を失います。
「肱川あらし」絶景スポット
1.肱川あらし展望公園
幻想の霧を一望できる絶景スポット「肱川あらし展望公園」。国道378号線から車で約10分、標高約159mの高台に位置し、長浜の町並みや肱川河口、そして瀬戸内海までを一望できます。
夜明け前、まだ薄暗い空に白い霧が流れ出す瞬間は息を呑む美しさ。カメラを構える人々の間に静寂が訪れ、やがて朝日が霧を黄金色に染め上げます。
夜明け前、まだ薄暗い空に白い霧が流れ出す瞬間は息を呑む美しさ。カメラを構える人々の間に静寂が訪れ、やがて朝日が霧を黄金色に染め上げます。
まるで天と地が溶け合うような光景は、ここでしか見られない奇跡のシーン。 展望台には駐車場や休憩ベンチも整備されており、観光客でも安心して訪れることができます。
防寒をしっかり整えて、冬の長浜が誇る自然のアートを体感してください。
防寒をしっかり整えて、冬の長浜が誇る自然のアートを体感してください。
2.長浜大橋ー赤橋が語る時の流れ
昭和10年完成の「長浜大橋」は、現在も現役で動く日本最古の可動橋。真紅に塗られたその姿から「赤橋」と呼ばれ、国の重要文化財にも指定されています。 橋が中央からゆっくりと跳ね上がる瞬間は、まるで巨大な翼が開くよう。点検や観光時に行われる開閉は、多くの人が固唾をのんで見守ります。
冬は霧に包まれ幻想的に、夏季の夜間にはライトアップでロマンチックな表情を見せ、四季ごとに異なる顔を持つ長浜の名所です。
朝日に照らされる赤橋を背景に、「肱川あらし」が流れる瞬間はまさに“奇跡と歴史の共演”。カメラ片手に訪れたい、長浜屈指のフォトスポットです。
朝日に照らされる赤橋を背景に、「肱川あらし」が流れる瞬間はまさに“奇跡と歴史の共演”。カメラ片手に訪れたい、長浜屈指のフォトスポットです。
志ぐれ
「志ぐれ」は大洲市の代表銘菓。小豆・米粉や餅粉を蒸して作られる伝統和菓子で、もっちりとした食感と控えめな甘さが特徴です。 その名は、秋から冬にかけて降る「時雨(しぐれ)」に由来。表面に散る小豆が、雨粒のように見えることから名付けられたと言われています。
起源は江戸時代、大洲藩の江戸屋敷に伝わった秘菓といわれています。藩主の献上菓子として広まり、参勤交代を通じて大洲藩内に伝承されました。 現在、大洲市内には、
・肱南地区:5店舗
・肱北地区:2店舗
・長浜地区:3店舗
計10店舗の老舗が存在し、店ごとに食感や甘みが異なるのが魅力。まさに“一菓十味”。旅の途中で食べ比べを楽しむのもおすすめです。
起源は江戸時代、大洲藩の江戸屋敷に伝わった秘菓といわれています。藩主の献上菓子として広まり、参勤交代を通じて大洲藩内に伝承されました。 現在、大洲市内には、
・肱南地区:5店舗
・肱北地区:2店舗
・長浜地区:3店舗
計10店舗の老舗が存在し、店ごとに食感や甘みが異なるのが魅力。まさに“一菓十味”。旅の途中で食べ比べを楽しむのもおすすめです。
長浜地区の志ぐれ
長浜地区では、
・稲田菓子舗
・米田菓子舗
・玉井菓子舗
の3店舗が伝統の「志ぐれ」を製造。どの店も昔ながらの製法を守りながら、独自の工夫を凝らしています。
それでは、長浜地区にある3店舗についてご紹介していきたいと思います。
1. 稲田菓子舗
・稲田菓子舗
・米田菓子舗
・玉井菓子舗
の3店舗が伝統の「志ぐれ」を製造。どの店も昔ながらの製法を守りながら、独自の工夫を凝らしています。
それでは、長浜地区にある3店舗についてご紹介していきたいと思います。
1. 稲田菓子舗
長浜の中心部に佇む「稲田菓子舗」は、地元で長く愛される老舗和菓子店。看板商品の「長浜志ぐれ」は、口にした瞬間、そのやさしい甘さと素材の持ち味がふんわり広がります。蒸し上げた生地はもっちりとしながらも歯切れがよく、噛むほどに上品な小豆の香りが立ちのぼるよう。
どこか懐かしく、心がほどけるような味わいでした。 保存料を使わず、ひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げているという職人の誠実さが、口の中でも伝わってくるようです。甘さ控えめなので、緑茶はもちろんコーヒーとも好相性。お祝いや贈り物にもぴったりな、素朴で飽きのこない一品でした。長浜を訪れたら、ぜひこのやさしさを味わってみてください。
2.米田菓子舗
JR長浜駅近くにある「米田菓子舗」は、しっとりとした口あたりが印象的な「志ぐれ」が評判のお店です。ひと口いただくと、もちっとした弾力の中にやわらかな口どけがあり、甘さはとても上品。舌の上で静かに溶けていくような軽やかさに、思わず笑みがこぼれました。
表面に並ぶ小豆の粒はつややかで、見た目の美しさにも心が和みます。個包装タイプもあり、お土産としても喜ばれそう。控えめながら深みのある味わいは、長浜の和菓子文化の丁寧な仕事ぶりを感じさせてくれました。お茶の時間を、少し贅沢にしてくれる「志ぐれ」です。
3.玉井菓子舗
素朴で温もりあふれる“ふるさとの味” 「玉井菓子舗」の「志ぐれ」は、もちもちとした生地にしっとりとした粘りがあり、噛むほどに小豆の自然な旨みが広がります。派手さはないのに、なぜか心がじんわり温かくなる――そんな“ふるさとの味”でした。甘さは控えめで、素材そのものの優しさがしっかり感じられます。
お店では焼きたてのパンも人気で、訪れたときには地元の方が次々と買い求める姿も印象的。どこか懐かしく、家庭的な温もりに包まれるようなひとときでした。「志ぐれ」の柔らかさと素朴な美味しさは、長浜の日常に寄り添う「ごほうび」のような存在です。
まとめ
愛媛県大洲市長浜は、自然の息吹と人のぬくもりが調和する町。 幻想の「肱川あらし」、絶景スポットの「肱川あらし展望公園」、歴史を刻む「長浜大橋」、そして伝統の和菓子「志ぐれ」。この4つが織りなす物語は、まるで長浜そのものを象徴しているようです。
霧が流れる風景に心を奪われ、手のひらの和菓子で温もりを感じる。 そんな体験ができるのは、大洲市長浜だけ。 冬の朝、赤橋に差し込む光を見に。 そして、「志ぐれ」のやさしい甘さを味わいに。
この町が放つ“静かな感動”を、ぜひその目と舌で確かめてください。
霧が流れる風景に心を奪われ、手のひらの和菓子で温もりを感じる。 そんな体験ができるのは、大洲市長浜だけ。 冬の朝、赤橋に差し込む光を見に。 そして、「志ぐれ」のやさしい甘さを味わいに。
この町が放つ“静かな感動”を、ぜひその目と舌で確かめてください。
自己紹介
愛媛県を心から愛する「いよ&みCAN」です。
海も山も、人の笑顔も、ふとした路地の風景でさえ、愛媛には“
・ブログ:https://info-ehime.com/
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を通して発信しています。
旅人・観光客・行楽客が愛媛を選ぶ理由は、派手さではなく、
これからも、「こんな愛媛があったんだ」