【2025年最新】愛媛の夏を満喫!絶対に行きたいおすすめ花火大会5選+α!


2025.09.30

はじめに

 夏の夜空を彩る花火は、一年の中でも特別な瞬間。愛媛には個性豊かな魅力あふれる花火大会がたくさんあります。花火が大好きで年に10回以上観に行っている私が、愛媛のおすすめの花火大会を5つ厳選してご紹介します!
5選以外にも番外編としてお勧め花火をいくつかご紹介しますので、夏にどこに行こうか迷う方は必見です!また花火の撮影方法についても簡単に設定を載せておきますので花火撮影にもチャレンジしてみてください〜!

【目次】

①おんまく花火_今治市
 海と空を染め上げる県内最大の花火絶景
②伊予彩まつり_伊予市
 撮りたい一枚、見たい絶景。音楽と花火のシンフォニー
③大洲川まつり_大洲市
 城と花火が、夏の夜に紡ぐ物語
④うわじま牛鬼まつり_宇和島市
 千輪花火に心奪われる!お祭りの熱気と光のショータイム
⑤にいはま納涼花火大会_新居浜市
 夜空に舞い降りる、光の滝に酔いしれて

○番外編
 三津浜花火大会_松山市みなと祭花火大会_四国中央市森の国の夏祭り_松野町
 八幡浜みなと花火大会_八幡浜市双海の花火大会_伊予市

○おまけ「花火のお手軽撮影方法」

①おんまく花火_今治市

 愛媛県最大の1万発もの花火が夜空を埋め尽くすおんまく花火。今治港の海面を色鮮やかに染めるその光景は、まさに圧巻の一言。地元のお祭り「おんまく」のフィナーレを飾るこの花火は、県内外から多くの人が訪れる一大イベントですね。お勧めポイントはなんといってもそのスケール!次々と打ち上がる大玉花火は心臓に響くほどの迫力で思い出に残ること間違いありません。ぜひ大切な人とこの感動を体験しにきてください。

②伊予彩まつり_伊予市

 伊予港の夜空を彩る「伊予彩まつり」。海沿いの会場から見る約10,000発の花火は遮るものがなく大迫力で楽しめます。特にスターマインが連続で打ち上がる様子は見ているだけでもワクワクが止まりません。打ち上げ場所と観覧場所が近いので花火を見るのにも写真撮影にもぴったり過ぎる場所です。おんまく花火や三津浜花火大会以外の花火を探している方はぜひ一度訪れてみてください。

③大洲川まつり_大洲市

 この花火大会の最大の魅力は大洲城と花火を一緒に見られる所です。歴史ある大洲城の真後ろで打ち上がる花火はとても幻想的な絶景を作り出します。お城と花火を一緒に撮れる場所は全国でも沢山ありますが、その中でもトップクラスのロケーションで、絶景好きにはたまらない花火大会ですね。過去に撮影していた時に「ここの花火は雑に撮ってもかっこよくなってしまうよね」という会話を聞きましたが、本当にその通りでした。昼間は風情ある街並みを散策し、夜は美しい花火を楽しむ、そんな一日を過ごされてみてください。

④うわじま牛鬼まつり_宇和島市

 「うわじま牛鬼まつり」のオープニングを飾る花火大会。宇和島湾に映る花火が美しいこの大会では、特に「千輪花火」が名物です。千輪とは一本の筒からたくさんの小花が空中で開く花火のことで、夜空いっぱいに花が咲いたかのようなとても華やかな景色が広がります。この幻想的な光景をぜひ一度生で見てもらいたいです!

⑤にいはま納涼花火大会_新居浜市

 国領川の河川敷で開催されていて、スターマインや仕掛け花火など多種多様で豪快な花火が楽しめるのが特徴です。中でもナイアガラ花火は必見の美しさです。仕掛け花火の一種で、まるで滝のように光が流れ落ちる様子は見る人の心を奪います。全長400m幅のナイアガラ花火を含めて、壮大な花火を音楽と一緒にぜひ目に焼き付けてください。

番外編①三津浜花火大会_松山市

 おんまく花火と並ぶ県内最大級の花火です。松山港の夜空に打ち上がる大輪の花火を松山城や松山空港と一緒に撮影できます。特に飛行機が着陸するタイミングと花火が重なると、ここでしか見られない特別な光景になります。カメラで撮影する方にはおすすめスポットですが、見る分には花火が小さいため現地付近での観覧をおすすめします!

番外編②みなと祭花火大会_四国中央市

 日本夜景遺産に認定された具定展望台(ぐじょうてんぼうだい)から眺める工場夜景と花火のコラボは格別です。キラキラと輝く工場の光と夜空に咲く花火が織りなす幻想的な景色はまさにここならでは。写真好きにはたまらない一枚を撮ることができます。

番外編③森の国の夏祭り_松野町

 山々に囲まれた自然豊かな鬼北町で開催される「森の国の夏祭り」。大門橋を挟んだ2箇所からの打ち上げですが、70周年の記念大会ではなんと3ヶ所同時打ち上げという前代未聞のスケールで来場者を沸かせました。山々に反響する花火の音と大自然の中で見る花火はまた一味違った感動を与えてくれます。

番外編④八幡浜みなと花火大会_八幡浜市

 長年愛されている花火大会で、みかん畑に囲まれた情緒あふれる雰囲気の中でゆったりと花火を鑑賞できます。

番外編⑤双海の花火大会_伊予市

 「恋人の聖地」としても知られる双海町で、2024年に復活したのが「双海の花火大会」です。恋人の聖地でもある道の駅ふたみで2箇所から同時打ち上げが楽しめます。夏の最後に、美しい夕日を眺め、打ち上げ花火を楽しむのはいかがでしょうか。

花火のお手軽撮影方法

iPhoneと一眼カメラで撮る花火の撮り方をご説明します。設定さえできていれば誰でも簡単に撮れるのでぜひご参考に!
スマホでも花火の写真は撮れますが、もっとこだわって花火を撮りたい!という方には、一眼カメラでの撮影がおすすめです。多少の慣れは必要ですが、慣れれば自分のイメージ通りの花火写真が撮れるようになりますよ。

【撮影設定のポイント】

○iPhone
・LIVEフォトモードON
・撮影後に編集にて「 Live→長時間露光」に変更
 こちらをすることで花火がより線状になった写真になります。撮影時はブレないように頑張ってください。

○一眼カメラ
・シャッターモード:「バルブ(B)モード」
 シャッターボタンを押している間、シャッターが開き続けるモードです。花火が打ち上がってから消えるまでの光の軌跡を好きな長さで記録することができます。
・F値(絞り):「F11〜16」
 数値が大きいと暗くなり、花火の線が細くなります。フィナーレは数値を大きくしています。
・ISO感度:「100」
 夜景撮影の基本は低感度です。ISOを上げる(感度を上げる)とノイズが増えるので、できるだけ低い設定にしましょう。
・ピント:「MF」に設定
 オートフォーカス(AF)だと、暗い中でピントが合わず、シャッターチャンスを逃してしまうことがあります。ピントは花火が打ち上がりそうな場所に事前に合わせておきましょう。

※必須アイテム
・三脚
 長時間シャッターを開くので三脚にカメラをしっかり固定しブレを防ぎます。
・レリーズまたはリモコン
 純正のスマホアプリでもBluetooth接続で使用できるものもあります。

終わりに

 愛媛の花火大会はいかがでしたか?花火は見る人の心を1つにする不思議な力を持っています。花火大会と渋滞は基本的にセットではありますが、遠くから眺めるだけでなく、ぜひ現地で迫力と感動を肌で感じてみてください。
ライター紹介

ライター紹介

 最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。ひめ旅部のしゅんです。  美しい景色を美しく残したくて写真を撮り始め、愛媛を中心に撮り歩いています。こちらの記事をきっかけに愛媛の素敵なスポットをより多くの方に知ってもらえると嬉しいです。花火は会場で見る人が多いと思いますが、写真で撮る場合は会場にいないことが多いです。展望台や山から撮るなどその土地の特徴と絡めた写真を撮影しています。写真は5月にあるきさいや伊方まつりの花火です。夏以外にある愛媛ではめずらしい花火なのでぜひ遊びに行かれてください。

Instagramなどに普段撮っている写真を投稿していますので、ぜひ一度見てみてください。