愛媛の札所について

菩提の道場を巡礼する

「発心の道場」徳島、「修行の道場」高知を経て、たどり着く「菩提(ぼだい)の道場」愛媛。「菩提」とは煩悩を断ち切り悟りの境地に達することを意味し、ここ愛媛は始まりの地から最も遠く、四国八十八箇所めぐりの折り返し地点にあたる場所です。宇和海や豊後水道から西日本最高峰の霊峰・石鎚山を抜け、おだやかな瀬戸内海を目指すルート上には、四国遍路最多の26ヶ寺が点在。結願(けちがん)への道のりはまだまだ続きます。
弘法大師もたどった札所を参拝
始まりの地から最も遠い40番札所「観自在寺」から65番札所「三角寺」まで。愛媛県各地に点在する26の札所をご紹介します。