府頭山栄福寺

ふとうざんえいふくじ

府頭山の麓に静かに佇む栄福寺は、海陸安全や福寿増長の祈願寺として信仰されている。
大師堂には十二支の彫刻が施されており、未（ひつじ）だけが隠し彫りがされているとも云われている。
参道入口では、赤い帽子を被った「お願い地蔵」が参拝者を出迎えてくれる。
足の不自由な遍路少年が犬に箱車を引かせて参拝したところご利益があり、奉納したと云われている。

海路の安全を祈願した寺院

四国八十八箇所霊場の57番札所となる寺院。山の中腹にあり豊かな自然に囲まれた静かな寺院。嵯峨天皇の勅願により、弘法大師がこの地を巡教した際、海難事故が多発していることを訊き、海の中から現れた阿弥陀如来本尊とし、堂宇を山頂に建立した。本堂は向かって右側に回廊があり大師堂とつながっている。本堂回廊には参拝者から奉納された箱車がある。また、堂宇には様々な彫刻が施されており、見る人を飽きさせないほどである。

エリア: 今治市周辺（しまなみ海道、今治タオルなど）

カテゴリ: 寺社仏閣

住所	愛媛県今治市玉川町八幡甲200
電話番号	0898-55-2432
駐車場	あり普通車13台
駐車場代	普通車100円（冥加料）
備考	※周辺に民営駐車場あり