鶴姫公園

つるひめこうえん

園内には散策の休憩に最適な東屋や、大三島の天然記念物であるクスノキをイメージした水琴窟などが設置されている。
春は遊歩道沿いの桜が満開になるなど、花壇に植えられた四季折々の花が咲き誇る園内をゆったりと散策できる。
東屋には鶴姫の鈴の音にちなんだ水琴窟が設置され、澄んだ美しい音色が訪れる人の心を癒している。
園内の池を挟んで見つめ合うように建つ鶴姫と恋人の安成の像が、結ばれない運命である2人の伝説を表現している。

わが恋は三島の浦のうつせ貝…

大三島に伝わる鶴姫伝説にちなんだ公園。瀬戸内のジャンヌダルクと呼ばれる鶴姫は、戦国時代に大三島を守る戦いで18歳の生涯を閉じたと伝えられている。この伝説にちなんだ園内には、鶴姫と恋人の安成との哀話を表現した銅像や、鶴姫の鈴の音にちなんだ水琴窟などが設けられている。一際目を引く大きな櫓の四方には、鶴姫伝説が分かりやすくイラストを用いて紹介されている。周辺に建つ大三島美術館からは遊歩道が繋がっており、休憩所として最適なスポットとなっている。