愛媛の句碑めぐり575

松山市

春風や闘志いだきて丘に立つはるかぜやとうしいだきておかにたつ

高浜虚子タカハマキョシ

闘志を抱いて、丘の上に立った。この闘志を後押しするかのように、春の風が吹いてきた。虚子は、一時小説家を志し、俳壇から遠ざかっていた。その間、俳壇の主流は、碧梧桐を中心とする新傾向俳句であった。これに対して虚子は、「俳句は伝統文芸である」と考えていた。新傾向派に対峙するように、39歳で俳壇復帰を決めた。句は、大正2年、東京芝浦の三田俳句会で詠まれたもの。虚子の俳壇復帰宣言のような句である。虚子は子規没後、「ホトトギス」を主宰して、花鳥諷詠の客観写生を説いた。※校内に立ち入る際には、小学校に事前にお電話もしくは職員室にお声掛けください。

句碑データ

住所
二番町4丁目6-1 番町小学校
建立年
昭和53年3月
建立者
卒業記念として

関連する句碑

  • 伊予市

    石手寺へまはれば春の日暮れたり

    正岡子規

  • 伊予市

    夏の月提灯多きちまた哉

    正岡子規

  • 伊予市

    神鳴の図に乗り過ぎて落ちにけり

    夏目漱石

  • 東温市

    亡き母の小さき座布団伊豫絣

    森白象

  • 東温市

    まつらるゝ推古三面鵯の宮

    酒井黙禅

  • 前から
  • 遠くから
  • 後ろから
大きな地図をみる

▲ このページの先頭へ戻る