愛媛の句碑めぐり575

松山市

沢亀の万歳みせう御國ぶりさわがめのまんざいみしょうおくにぶり

正岡子規マサオカシキ

『寒山落木』五巻、明治29年俳句稿新年に所収。「萬歳」の題。「万歳」とは伊予万歳(いよまんざい)のことで、松山市一帯でさかんに行われていた民俗芸能のひとつ。松山市の無形民俗文化財に指定されおり、三味線、太鼓、拍子木による伴奏にのって、ひらひらと扇が舞い、歌い、踊る。「沢亀」とは衰退しつつあったこの芸を継承していた、松山の澤田亀吉のこと。明治29年、澤田亀吉は東京の久松家邸に招かれて芸を披露して、大好評を博し、伊予万歳は広く世に知られるようになった。郷土愛の強かった子規はさぞ喜んだことであろう。句碑は勝山通りと二番町通りの交差点東側にある。

句碑データ

住所
勝山1-12
建立年
平成4年3月
建立者
国土交通省

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