南予の商家・武家の歴史絵巻を紐解く旅
江戸時代末期~大正時代にかけてにぎわった豪壮な商家や土蔵などが軒を連ねる町並みを歩くと、まるで時間旅行したような気分になれる。古き良き時代の心地よい時間を楽しみながら、内子・大洲・宇和島の3エリアを散策。伊達文化の息づく宇和島市は、城下町として栄えた華やかなりし時代を感じさせてくれる。現存12天守の宇和島城から宇和島市内を見下ろせば、かつてのお殿様の気分が味わえるかも。
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JR松山駅
↓車で約50分
1

八日市・護国の町並み

趣のある建物が演出する和みの町並み
  • 八日市・護国の町並み
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  • 八日市・護国の町並み
旧街道沿いに江戸末期から明治、大正時代にかけて建てられた豪壮な商家や土蔵、町家などの建物が軒を連ね、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。今でも実際に住民が生活している生きた町並みでは、心地よい風の匂いが町中を覆い、散策していると時間の流れがゆるやかに感じられる。それぞれの建物で独特の建物装飾が凝らされており、デザイン性に富んだ造形美を堪能することもできる。
車で約3分
2

内子座

人々の歓声が今も聞こえる旧き良き芝居小屋 ※2024年秋頃より改修工事のため4年間閉館予定
  • 内子座
  • 内子座
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  • 内子座
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大正時代から長きにわたり、娯楽の中心となって内子の人々を楽しませ続けてきた芝居小屋。これまでに老朽化に伴い取り壊しの計画があったが、町民の熱意で復原され、現在でも多種多様に利用されている。催し物が無い日には、内部や舞台裏の様子などを見学することもできるので、舞台や花道に立って花形役者の気分を堪能するも良し、桝席(ますせき)と呼ばれる客席に腰を下ろして当時の賑わいに思いを馳せるも良し。
車で約25分
3

大洲城(城山公園)

平成の大普請を経て現代によみがえった風薫る大洲の象徴
  • 大洲城(城山公園)
  • 大洲城(城山公園)
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  • 大洲城(城山公園)
  • 大洲城(城山公園)
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  • 大洲城(城山公園)
  • 大洲城(城山公園)
  • 大洲城(城山公園)
  • 大洲城(城山公園)
大洲城は、明治21年(1888)、惜しくも天守が取り壊されてしまいましたが、4棟の櫓は解体をまぬがれ、いずれも国の重要文化財に指定されています。4層4階の天守は、明治期の古写真や「天守雛型」と呼ばれる江戸期の木組模型などの史料をもとに平成16年(2004)に木造で復元されました。
車で約30分
4

道の駅 みま(昼食)

お米、野菜、自然、芸術。盛りだくさんなひと休み。
  • 道の駅 みま(昼食)
  • 道の駅 みま(昼食)
  • 道の駅 みま(昼食)
  • 道の駅 みま(昼食)
  • 道の駅 みま(昼食)
田園風景に囲まれた自然豊かな場所にある道の駅。農産物直売コーナーでは、朝採りの新鮮な野菜を求め、朝早くから町内外の人々で賑わう。また、オリジナル商品の地元造り酒屋のお酒を使ったスイーツ「吟醸バターカステラ虎の尾」や、三間町産のたまねぎを使用したたまねぎドレッシングなど、地域の特産品や加工品も多数販売している。館内には美術館や記念館、地元産の食材を使った農家レストランなどが併設されるなど多くの見所がある。
車で約15分
5

宇和島市立伊達博物館

今もなお輝き続ける伊達の文化
  • 宇和島市立伊達博物館
  • 宇和島市立伊達博物館
  • 宇和島市立伊達博物館
  • 宇和島市立伊達博物館
宇和島伊達文化保存会所蔵の品々が所狭しと数多く陳列されている博物館。常設展示は半年に1度展示内容の総入れ替えを行っている他、国指定重要文化財の「豊臣秀吉画像」などの品は、保存の関係のため、毎年5月の連休時前後に約2週間の期間限定で観覧できる品もある。秋には特別展示企画や、桃の節句に合わせて雛人形を展示するなど、何度訪れても違う宇和島伊達藩の文化を見ることができる。
車で約2分
6

天赦園

伊達家に連なる風雅の園
  • 天赦園
  • 天赦園
  • 天赦園
  • 天赦園
  • 天赦園
  • 天赦園
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  • 天赦園
  • 天赦園
  • 天赦園
宇和島藩第七代藩主伊達宗紀(むねただ)(春山と号す)が、隠居の場所として建造した庭園。園名は、伊達政宗が隠居後詠んだ「馬上に少年過ぎ、世は平にして白髪多し、残躯は天の赦す所、楽しまずして是を如何せん」から名付けられた。園内には四季折々の花が咲き乱れ、なかでも太鼓橋式の藤棚にかかる「上り藤」と呼ばれる白玉藤は見所。また伊達家の家紋「竹に雀」にちなみ、様々な種類の竹が池を巡るように植栽されている。竹・藤・花菖蒲の名園。
車で約5分
7

宇和島城

築城術と地の利を活かした優美な堅城
  • 宇和島城
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  • 宇和島城
松山城とともに国内に現存する12天守の一つ。かつては、宇和島湾に面した場所に不等辺五角形の縄張りで築かれ、築城の名手と名高い藤堂高虎による優れた築城術が活かされた堅城であった。巨大な石垣を横目に急な石段を登って行くと、山頂には当時のままの三層三階の天守が鎮座する。天守内部は木の味わいが残り、遠く宇和島湾と宇和島の町並みを一望できる。
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