臼杵三島神社の「おねり」

うすきみしまじんじゃの「おねり」

南予の祭りと芸能
この「おねり」は三島神社の秋祭りの際に、神社境内で披露されます。苦労をして山畑を開墾し、獣害を受けつつ立ち向かう様子を表現した芸能で、もともとは獅子舞の一演目でもあります。臼杵地区は内子町の東端の山間部にあり、過疎、高齢化が著しく、平成のはじめには「獅子舞」も「おねり」も後継者不足で途絶えてしまいました。平成26年10月には、愛媛大学の調査、地域支援により、大学生が参加することで長らく途絶えていた「おねり」が一時的に復活しました。このように後継者不足を、外部の大学生の協力を得る例は近年、愛媛県内でも数ヶ所あり、過疎地域の郷土芸能の継承を考える上での先進事例となっています。
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開催期間 例年10月第4日曜日
開催場所 内子町臼杵2070
臼杵三島神社
お申し込み先電話番号 0893-44-2114(内子町教育委員会)
備考 実施団体 臼杵獅子組
参考文献
『広報うちこ』2014年12月号
http://www.town.uchiko.ehime.jp/uploaded/life/16611_26374_misc.pdf
愛媛県歴史文化博物館編・発行『愛媛の祭りと芸能』(平成28年)