古き良き港町の風情漂う町屋
明治14年に建てられた、木造2階建て本瓦葺切妻造りの古民家。当時の職人の粋な仕事と細かな心意気が感じられる造りで、贅の限りを尽くして建てた建築となっている。細い路地に漂う潮の香り、船の行き交う音や港の喧騒などが、松山の玄関口として栄えた当時の三津浜の風景を思い起こさせてくれる。現在は築約130年の日本家屋の素晴らしさを今に伝えるため、ボランティアの手によって管理・整備され、三津浜の文化と伝統を未来につなぐ活動がされている。
- エリア
- 松山市(道後温泉、松山城など)