今治市河野美術館

いまばりしこうのびじゅつかん

日本の伝統美を継承した筆遣いや空間の味わいを鑑賞すれば何かを感じることができる。
日本の歴史と文化を彩った人々の文化財的美術品が多く収蔵され、美術だけでなく歴史的な一面も併せ持つ。
柿の木が多数植えられていたことから柿ノ木庵と名付けられた茶室。併設された庭園内には腰掛待合なども設けられており、県内では珍しく本格的な造りになっている。
千利休が豊臣秀吉のために建てたといわれる、待庵をそのまま再現したもので、戦国時代の面影を色濃く残す茶室。

風流人の審美眼が光る美術館

今治出身の実業家・河野信一が長年にわたり収集した、平安時代から現代までの書画や古文書など約1万2千点を収蔵する美術館。日本の歴史や文化を伝える作品や資料を数多く所蔵し、その中からテーマに則した展示替えが年に数回行われる。敷地内にある茶室は精巧な造りで、河野信一邸内にあったものが移築されている。そこでは伝統文化に触れながら、庭園で移ろう四季折々の情景が味わえる。また、2階展示室などが広く一般に開放されており、市民の文化活動に利用されている。

エリア: 今治市周辺（しまなみ海道、今治タオルなど）

カテゴリ: 美術館・博物館

住所	愛媛県今治市旭町1-4-8
電話番号	0898-23-3810
営業時間	9:00～17:00
休業日	月曜日（祝日の場合は翌日）／年末年始（12/29～1/3）
料金	一般300円／学生150円／高校生以下または18歳未満無料 ※団体（20名以上）、65歳以上の方は2割引き
最寄りのバス停からの徒歩	今治駅前→徒歩約５分
駐車場	あり 36台
駐車場代	無料
備考	※「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」所持者及びその介助者（障害者1人につき1人に限る）は観覧料が無料。（要手帳提示）